駒込ニュース 理化学研究所
理化学研究所 駒込分室廃止へ
平成19年12月24日に閣議決定された
「独立行政法人整理合理化計画」によると
理化学研究所 駒込分所の廃止が
計画されているようです
駒込分所について、次期中期目標期間中に廃止する。その結果生ずる
こととなる遊休資産については、国の資産債務改革の趣旨を踏まえ、
処分を行う。
参考:行政改革推進事務局ホームページ
http://www.gyoukaku.go.jp/siryou/tokusyu/h191224/gourika_zentai.pdf
簡単に言うと
駒込分所を廃止して売り払う
そういうことです
理化学研究所の意向ではない
そんな雰囲気も感じます
参考:独立行政法人評価分科会(平成19年9月12日開催)議事録
http://www.soumu.go.jp/hyouka/dokuritu_n/gijiroku/pdf/070912_2.pdf
(中ほどに駒込分所の話)
理化学研究所と言えば
日本の科学研究の礎を築いた
名門研究所です
現在は分所という形で
一部しか残っていませんが(グリーンコートのマック近く)
その設立時には駒込を拠点としていました
グリーンコート一帯がその跡地です
研究所の土地は、東京・駒込に1万4,901坪(49,173.3㎡)を求めた。当
時の本郷区と小石川区の最北部の境界にまたがる地区で、地名で記すと本
郷区駒込上富士前町32,188.2㎡(9,754坪)と小石川区駕籠町16,985.1㎡
(5,147坪)である。
このうち、9,276.6㎡(2,812坪)は岩崎家から寄贈されたものである
参考:第Ⅰ編「理研精神」の継承と発展 第1章 理化学研究所の誕生と軌跡
当時の理化学研究所は
戦争の影響もあり
日本の科学技術発展を担う
非常に重要な組織でした
そのような研究所が
駒込に設立されたということは・・・
もう説明の必要はありませんね
そう
駒込が最高だからです
理化学研究所の功績は
枚挙に暇がありません
当時駒込に所属していた研究者として
本多光太郎 磁性物理学者
鈴木梅太郎 農芸化学者
仁科芳雄 物理学者
朝永振一郎 理論物理学者 (ノーベル賞)
湯川秀樹 理論物理学者 (ノーベル賞)
などがおり
駒込の頭脳・・・いや
日本の頭脳と呼ぶにふさわしい面々であり
つまり駒込は日本の中枢だということです
理化学研究所は戦後解体され
特殊法人を経て
現在では独立行政法人となっていますが
実は一部企業にも受け継がれているのです
たとえば「リコー」
デジカメやプリンタ複合機として
有名な企業ですが
元々は理化学研究所から生まれた
「理研感光紙株式会社」なのです
つまり・・・リコーは駒込の会社です
そしてさらに「オカモト」
そうです
「あの」ゴムのオカモトにも
理研の血が流れています(理研ゴム株式会社)
アクト・アゲインスト・エイズです
ちなみに
オカモトは本社が本郷です
ここまでご紹介したように
駒込にとって理研とは誇りであり
理研にとって駒込とは故郷である
そんな素敵な関係が
近々失われようとしています
国の財政難の話もわかる
独立行政法人の合理化が必要なこともわかる
でも・・・
理研の駒込分所を売るより前に
やることがあったりしない?
手をつけやすいところにだけ
手をつけて
本当に重要なところは知らん振り・・・
なんてことはないですよね
お願いしますよ国の偉い人
跡地にできるはファーストフード?
それともスポーツクラブ?
理化学研究所 駒込分所は
その歴史と栄誉を胸に
きょうも駒込に佇んでいます
お別れは近いかもしれません
お近くにお越しの際は是非
理化学研究所 駒込分所
東京都文京区本駒込2丁目28番8号
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